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私は、欲の中でも特に物欲がなく、全くと言うほどブランド物に興味がありませんでした。
柄を見ただけで分かる物は、よく偽物が出回っているもので数点ぐらい、それか友達が財布でブランドを使用している人が多いのでそこで知ったぐらいです。
もし何か買う時も、ほとんど友達・兄弟からのオススメで物を買うぐらいですかね。そこで、初めて手に取って知ったブランドもあります。でも私は、別に知らなくても生きていけるし、何不自由もないと思うので、だから特に知ろうともしませんでした。
家が貧乏だったので、そのせいか高価なものには興味もなく、特にブランド物に触れるという事もなかったです。
世の中に数人、なんでもかんでも身の回りをブランド物で着飾る人がいますよね。服・時計・バック・くつなど身に着けるものから、車・家具などの使用する物、全てブランド。しかも、高級な物ばかりで偽物は一切ない。正規のお店から購入したもので、お金持ちの証みたいな…とてもすごいな。とは思いますが、着ている人の態度によっては嫌気がする時もありますよね。
私の中で理解し難い事が1つあります。それが先ほども述べた事で、ひとつのブランドにしか興味がないとか、こだわりがある人なら多少理解できますが、身の回りを全てブランドにするにあたって、なんでもいいから揃える人は、いったいなんでしょうか?
一個人としての意見・考えですが、別にこれが悪いともダメだと言う訳でもないですが、私からしたら、こうゆう人達はいったい何がしたいのか、何を目指しているのか、まったく理解できません。物欲のない私ですら、なんでもいいからブランド物が良いとか全然理解できません。
理解できない事はありますがブランドに対して否定している訳ではないです。これが良いと思う人もいるし、メーカーの人も様々な人の手に取ってもらえるような、購入してもらえるような…たくさん考えて試行錯誤しながら作っているのだと思います。なので、その人たちを否定する意味で言っている訳ではないです。
まだまだ幼稚な考えしか持たないからブランドの良い所が思い付かないのであって、もう少し大人な考えを持って、物欲が増せば良いと思える点が思い付いていくのかもしれませんね。

ところで、こんな私でも唯一興味を持ったブランドがあります。それは、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)です。みなさん分かりますか?
世間のイメージでは、パンクっぽい感じの奇抜なイメージがあるかと思いますが、シンプルで可愛くてカッコいいデザインの物もあるのですよ。
きっかけは、とある漫画がきっかけで知るようになり、興味が湧くようになりました。何より私は、可愛い物よりカッコいい物の方が好きで、可愛い人より綺麗でかっこいい人の方が好きです。このブランドは、そこにピッタリというか、私の好きな分類でした。あまり偽物も出回っていなかったのも一つの魅力でした。
その漫画も女の子がカッコよく服を着ていて、アクセサリーもかっこよくて…ほぼ一目惚れに近かったです。その時は、何のブランドか分からなかったし、漫画の世界のただのイメージのようなデザインかと思っていました。漫画も全て購入して、アニメも深夜にやっていたので、毎週見ていました。歌う所があるのですが、その歌声をやっていたのが土屋アンナさんで、声がカッコ良くてピッタリでした。その歌をカラオケとかで歌ったりしましたが、深夜にやっていたので、あまりアニメを知っている人がいなくて曲も知っている人が居ませんでした。土屋アンナさんを知っている人は普通にいたので、なので歌う時はPVの土屋アンナさんが出ているバージョンで歌うようにしました。特に漫画の方が有名だったので仕方ないですね。
それから数年後、そのアニメが映画化・実写化することになりました。それを聞いた時は、誰が役をやるのか知らなくて、正直あまり実写化してほしくかったです。しかし、配役を聞いてみてすごくピッタリで感動的でした。私は、実は中島美嘉さんも好きで、まさにその主人公の女性にピッタリでした。映画化されて一気に漫画を知らない人達も知るようになりました。映画が本当に待ち遠しかったのを覚えています。
劇中の歌も歌いやすくて、覚えやすくて、すごく頭に残る歌でした。なので、歌うとみんなノリノリで楽しかったです。それから映画がDVD化されてすぐ購入しました。映画の続編も出たのでそれも見て、すぐ購入しました。今でも時々見ています。
漫画・アニメを見るよう、知るようになってから、漫画に度々出てくるアクセサリーがありました。色々調べてみると、それがヴィヴィアン・ウエストウッドでした。漫画と当時にヴィヴィアンにもハマっていきました。本当に、漫画がきっかけでした。
それからは、ヴィヴィアンの商品のサイトを色々見たり、正規取扱店が名古屋にあったので実際行ってみたり、もうヴィヴィアン探しの日々でした。物欲のない私が…ブランド物に興味のない私が…ここまでハマるとは自分でも思っていなかったです。でも、なんだか楽しかったです。これが「欲」と言うのもで、一つの事にハマると言う事がこんなに楽しい事なんだと改めて気づいて実感した時でした。
ヴィヴィアンで初めて購入したのは、財布でした。長財布が欲しかったので、お金を貯めて自分へのご褒美として購入しました。やっぱりカッコ良くて、私的にはとても使いやすかったです。他にも色々欲しくなってきたので、コツコツお金を貯めて自分の身の回りの物をヴィヴィアンに染めようと思いました。
ファッション的にはパンクっぽい感じなので、私には似合わなかったです。なので、服等はあきらめましたが、その分アクセサリー、時計、カバンはシンプル且つカッコいいのもあったので、地道に買い揃えようとしました。
財布の次に購入したのは、ネックレスです。オーブが良い感じの大きさの物で値段も比較的安いのがあったのでそれを購入しました。ちゃんとしたブランドショップで購入してますよ。そして次に、ピアス。それからマフラー。トートバックにキーケースに小銭入れなど購入していきました。財布は2、3回ほど新しく買い換えています。
真っ黒の生地にオーブだけ金色に輝いている感じが、私的には良い感じでたまらないですね。時計は、まだ購入できていませんが、もっともっとお金を貯めて良い時計を買いたいと思っています。
改めてヴィヴィアンを調べてみると、色々分かる事がたくさんありました。
ヴィヴィアン・ウエストウッドはイギリスのファッションデザイナー・およびファッションブランドです。ロゴは「王冠」と「地球」をモチーフにしたオーブで、私的には土星みたいな感じに見えますね。しかも、他のブランドは平面的なロゴが多いと思いますが、ヴィヴィアンは「地球」がモチーフなので立体的なデザインのアクセサリーもあるんですよ。
それがまた可愛らしいのです。歴史的なものは、やはりパンクスタイルから始まったらしいですね。今でも、パンク系のアクセサリーはたくさんあって、オーブももちろんですが、ドクロを使ったデザインの物も色々あります。たぶんヴィヴィアンの物で有名なのは、アーマーリングと言う中指につける指輪みたいな物だと思います。4つのものが繋がっていて長くて、指を曲げると一緒に曲がってくれます。人を殴るとき痛そうな感じですね。写真はないですが調べて写真を見てみると、見た事がある人はいると思います。私のきっかけとなった漫画にも出てきます。愛用していますね。
一般的にまだまだヴィヴィアンのイメージは奇抜でパンクな感じで知らない人も多いかと思います。しかし、色々親しみやすいシンプルな物があるって事を知ってもらえたら嬉しいし、愛用する人が増えるといいなと思います。私もまだまだ購入していない物があるので、これからもどんどん購入して身に着けていきたいと思います。